プレス工程内でロウ材を埋め込むから、ロウ付け用のペースト塗布作業が不要!銅ロウ量も品質も安定、炉内姿勢も自由自在で効率UP。
従来は、ロウ付け用の銅ペーストを一つ一つ手付していたお客様からのご相談に基づき、開発した技術です。 この技術を適用することで、以下のようなメリットがあります。 【もたらすメリット】 1)ブレージング炉に入れる前処理作業としてのペースト塗布 作業が不要になります。(工賃削減) 2)自動的に定量の銅を埋め込むので、高価な銅の製品間・ ロット間における使用量のバラつきがなくなります。(ムラ・ムダの撲滅による材料費削減) 3)ロウ材の過不足によるブレージング不良がなくなります。 実際、当技術適用前には30%近くあったこの原因による お客様のロウ付け不良が、この技術の適用によりほぼ根絶されました。(品質の安定・歩留まり向上) 4)ペーストと違い、溶落する心配がないので、炉内姿勢の 自由度が格段に上がり、ブレージング効率が上がります。 ※詳細はお気軽にお問い合わせください。
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基本情報
■当技術は、プレス工程内で線材のロウ材を加締めて埋め込む技術です。 ■1部品あたりのロウ材埋め込み数は最大4か所まで対応が可能です。 ■当社で実績のある線径はΦ2.5~Φ5ですが、それ以外の線径でも、対応は可能です。 ■当社で実績があるのは銅ロウだけですが、他の材質でも線材があれば対応は可能です。 ■本体側の材質は、鉄、ステンレスに対応しています。 ■ロウ材の大きさや形、埋め込み箇所、ロウ量などについて当社からのご提案はしておりません。 お客様からのご指定に基づいての加工のみとなりますので、予めご承知おきください。 ※詳細はお気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
当技術を用いた製品は、当社直接のお取引先であるTier1ユーザー様を通して、各自動車大手メーカー様に数多く納品しております。非常に多岐に渡る部品に適用しておりますので、数量面の把握はできておりませんが、数十年に渡り十二分の実績があります。
詳細情報
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製品例 こういった曲げ部分にも面一で埋め込んでいます。
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裏側 裏側から見たところです。
カタログ(2)
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光工業株式会社は、昭和39年(1964年)創立以来、金型製作からプレス加工、サブアッシーまでの一貫生産体制を整え、開発能力も兼ね備えたプレス屋として、お客様のお困りごとに寄り添う形で成長して参りました。 購入単価が高い、作業に手間がかかる、品質が安定しない、大量生産に対応できない、といったお客様の個別のお困りごとに対し真摯に向き合い、打ち合わせを重ねながら工法置換をご提案することで問題を解決し、お客様とのWin-Winの関係を築いて参りました。 通常のプレス加工の限界を越えたステンレス厚板加工品や、精密深絞り、精密異形状絞り、他材質との複合成形など、卓越した技術とアイディアでお客様のお困りごとに全力で取り組みます。 金属部品の調達や、その部品を使った社内での作業にご不満や問題をお持ちなら、ぜひ当社にお声をかけてみてください。