特定の官能基を化学修飾し、導入したマーカー元素からC=Cの有無や量比を評価した事例を紹介します。
高分子材料表面の元素の化学結合状態の把握にはX線光電子分光(XPS)が用いられますが、C=C、C-C、C-Hの化学結合を区別することは困難です。そこで、四酸化オスミウム(OsO4)でC=Cを化学修飾し、導入したマーカー元素(Os)からC=Cの有無や量比を評価した事例を紹介します。 【分析試料】 (1)ポリブタジエン薄膜 (2)モノマー配合比が異なる2種類のスチレン-ブタジエンゴム 【分析方法】 各試料の表面に、OsO4を用いた化学修飾処理を施してからXPS測定しました。 XPS;:単色化AlKα線(アルバック・ファイ製 PHI5000 VersaProbe II) OsO4を用いた化学修飾処理とXPS分析を組み合わせることで、樹脂表面だけでなく、表面改質層、コーティング層、接着層などに含まれるC=Cの有無や量比を評価することができ、材料の性能評価に有効です。また、樹脂の劣化度合いの指標としても、C=C量の評価は有効であり、新品の材料とC=C量比較することで材料の劣化度合いを評価することが可能です。
この製品へのお問い合わせ
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
株式会社カネカテクノリサーチは1988年に設立され、企業理念のもと 「分析サービス」と「技術情報サービス」の分野でお客様に信頼される パートナーになることを目標として事業を展開してまいりました。 当社は先見的で高度な分析技術、調査技術を有するプロフェッショナルの 集団として、お客様が抱える課題の解決策を提案し、それを実現する 質の高い技術サービスを迅速に提供することにより、お客様から信頼される 課題解決型技術サービス企業となることを目指して日々研鑽に努めて参ります。 皆様から一層のご指導、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。





![[HAXPES]硬X線光電子分光法](https://image.mono.ipros.com/public/product/image/e31/2001512026/IPROS13284235485210605376.jpg?w=280&h=280)

![[XPS]X線光電子分光法](https://image.mono.ipros.com/public/product/image/9af/387108003/IPROS1881601582061665056.jpg?w=280&h=280)






