【セミナー】漂流したCOP30気候変動を巡る米中動向
[講 師]
在ロンドン国際ジャーナリスト 木村 正人 氏
[重点講義内容]
アマゾン河口のブラジル北部パラー州ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)。注目を集めた脱化石燃料ロードマップでは分断が白日のもとにさらされ、主な成果は適応資金を3倍の年1200億ドルにすることだけ。しかも期限は2030年から35年に先延ばしされ、努力目標とされた。
「アマゾンのリーダー」の演出を最優先にした議長国ブラジルのリーダーシップ欠如、米国不在、財政難の欧州失速、中国の自国利益第一主義が分断を助長した。先進国と途上国の南北対立が激化する中、国連の多国間主義は機能不全に陥りつつある。
[講演項目]
1.開催地ベレン
2.浮き彫りになる分断
3.米国不在
-ビッグテックと化石燃料企業は米全土にデータセンターを展開
4.存在感増す中国
-新しいエネルギーのエコシステム:太陽光発電、蓄電、水素
5.化石賞の常連国になった日本
-CCS(二酸化炭素回収・貯留)、水素・アンモニア混焼
6.先住民族の反乱
7.質疑応答

| 開催日時 | 2026年01月30日(金) 16:00 ~ 18:00 |
|---|---|
| 参加費 | 有料 |
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