【コンデンサ故障の原因解説】フィルムコンデンサから音が出たケース
音のレベルが許容範囲を超える場合は、短寸胴型の「音鳴り対策品」を使用してください!
電源を入れたところフィルムコンデンサから「ジー」「ピー」 といった 音が聞こえた事例をご紹介します。 フィルムコンデンサは、極めて薄いプラスチックフィルムを巻き上げた構造。 素子の両端は電極で固定されていますが、素体部分は固定されていないため 振動しやすくなっています。 コンデンサに電圧が印加されると、電極間に作用するクーロン力によって 誘電体であるプラスチックフィルムが機械的に振動し、うなり音が発生する 場合があります。 特に電源電圧に歪みがあったり、高調波成分が含まれる波形などでは高い レベルの音になります。 【対策】 ■音の発生が連続的な振動音 ・故障ではない、電気的特性・信頼性に影響はない ・長寸胴型や扁平型の素子を持つコンデンサほど音が大きくなる ■音のレベルが許容範囲を超える場合・散発的な破裂音 ・短寸胴型の「音鳴り対策品」を使用してください ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:エーアイシーテック株式会社
- 価格:応相談