金属有機構造体、多孔性配位高分子ベースのインクジェットインク
水系のインクとしてMOFの平均粒子径を約100-180nmの大きさとしたインクジェットインクを作成!
金属有機構造体(別名:多孔配位高分子)は、金属カチオンとそれを 架橋する多座配位子によって構成される物質で、構成される金属及び 有機配位子を制御することで、細孔の形状、大きさや分子官能基を 分子レベルで精密調整することができる超多孔性材料です。 この度、自社で合成した1種のMOFをインクジェットインク化して、簡易的な 家庭用プリンターを用いて普通紙、フィルム上に印刷、吐出できることを確認。 当社のグループ会社である冨士色素株式会社は数十年以上にわたってインクジェット インクの研究開発、 製造販売事業を行っており、各種の有機顔料や無機顔料をインク ジェットインク化する技術を有しています。 今回はその知見をMOFのインクジェットインク化に応用。同社の液中でのナノサイズ 微粒子分散技術により 、 これまで水、各種有機溶剤、各種の紫外線硬化型樹脂ベースの インクジェットインクを開発してきましたが 、今回は水系のインクとしてMOFの平均 粒子径を約100-180nmの大きさとしたインクジェットインクを作成しました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:GSアライアンス株式会社 冨士色素株式会社 内
- 価格:応相談