コネクター端子(ソケット) - メーカー・企業と製品の一覧

コネクタ・端子など、繰り返し動作に『ベリリウム銅』

コネクタやソケット、スイッチの接点など、電気・電子部品には必ず用いる『ベリリウム銅』のご紹介

日常のいたる所で使用されている電子機器や、交通手段機械部品など、その多くが電気を使用し、また電気を良く通す銅や『銅合金』が使用されています。 銅合金にも様々な製品があり、特にばね性、導電性が優れた物に『リン青銅』があります。 一般的に幅広く多用途に使用されているリン青銅ですが、近年は部品や部材の軽薄短小化が進み、それに伴い、より高い機械強度を持つ合金も注目されはじめました。 その中で、導電性、機械強度、繰り返し動作性においてより優れる『ベリリウム銅』のご紹介をいたします。 ベリリウム銅は多くの点でリン青銅を含む他の銅合金よりも優れた性質を持ち、同時に時効硬化処理という熱処理によって更につよくなります。 ベリリウム銅は時効硬化処理（硬度や導電性を向上させる熱処理）前は展延性に富み、時効硬化処理後は高硬度で繰り返し動作や耐摩耗性に優れ、導電性も高いです。 近年は半導体検査やコネクタの小型化、航空・防衛関連で部品の長寿命化が求められる為、より高硬度かつ、部材として長年の実績があるベリリウム銅は採用しやすい材料です。 板条に限らず、棒線でも市場性がありますので、お問い合わせください。