高耐食ニッケル合金『アロイC276』
溶接材料は共金系溶接材料を使用!溶接後の熱処理は必要としません
『アロイC276(NW0276、UNS N10276)』は、酸化性、還元性の 両環境において、優れた耐食性を有するニッケル基合金です。 C、Siを低減する事により、熱影響部の析出物を抑え耐食性向上を図っており 化学プラント等の厳しい環境下の材料に広く用いられております。 溶接はステンレス鋼と同様に通常の溶接方法が適用可能で、溶接材料は 共金系溶接材料を使用して下さい。 【特長】 ■高温での強度がSUS 304よりもはるかに高い ■冷問加工性はSUS 304、316等の標準オーステナイト系ステンレス鋼とほぼ同等 ■固溶化熱処理温度は1150~1170℃、熱処理後は急冷が必要 ■溶接はステンレス鋼と同様に通常の溶接方法が適用可能 ■酸洗は、硝酸-弗酸の混酸を使用 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:大和特殊鋼株式会社 本社
- 価格:応相談