超音波式水素流量濃度計 GB-L1CMH1A
水素の状態を見える化し、燃料電池の開発に貢献! 高湿度下の水素流量と濃度を、リアルタイムに同時計測できます。
高湿度下の水素流量と濃度が、リアルタイムに同時計測が可能に! 近年、世界各国でカーボンニュートラルに向けた動きが加速する中、水素エネルギーの利用促進に向けた取り組みが活発となっています。 水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する燃料電池には、より高いエネルギー効率や耐久性の向上、更なるコスト削減などが望まれており、研究開発の重要性が増しています。 燃料電池は供給する水素を一度に全て反応させることが難しく、未反応の水素は循環させて再利用するため、循環部の水素は高温・高湿状態になっています。従来は高湿度下で流量と濃度を同時計測できないことから、水素の状態把握ができず、最適な発電制御が難しい状況でした。 当社は、ガスメータ向けデバイス開発で培った超音波計測技術を活用し、高湿度下の水素流量・濃度を同時計測可能な技術開発を進めてきました。本製品の活用により、燃料電池の研究開発の加速が期待されます。 パナソニックは、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、燃料電池や水素製造などの水素エネルギー開発を支援し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。