洋白の概要と適応業界
洋白の特徴と今後の用途拡大について
洋白(ニッケルシルバー)は、銅、ニッケル、亜鉛から構成される銀白色の合金です。 銀(シルバー)は全く含まれていませんが、その美しい光沢から「洋銀」や「ジャーマンシルバー」とも呼ばれます。 洋白は主に外観の美しさ、銅合金特有の加工性の良さ、耐食性の高さ、合金特有の強度とばね性を備えています。 一般的にはその色味や加工性、耐食性の良さから食器(カトラリー)や楽器、釣り具や模型部品などに使われています。 洋白はステンレスほど加工が難しくなく、銀よりも安価です。装飾品(アクセサリー)や模型などで今後ステンレス以上に使用される可能性があります。 また近年、金銀などの貴金属類高騰が叫ばれる中、装飾品で代替材料として洋白は選ばれてきています。また加工機で精密な切削加工が必要な場合、洋白には快削洋白もあるため、銀の替わりとなる材料として選択肢の一つに度々あげられます。 見えない場所ですが、ばね材や構造部材として腐食性の高い場所(海中や沿岸部)や工場で使用される事もあります。銅合金の中では非常に耐塩性に優れており、比較的耐久性にも富むため、接点やメッキをしないで使用される場所で使用されています。