環境試料中の有害金属高感度測定
iCAP PRO XP ICP-OESを用いた分析事例のご紹介
Thermo Scientific iCAP PRO XP Duo ICP-OESを用いて、環境分野で代表的な河川水・水道水の認証標準物質を直接分析し、得られた結果と本装置の性能についてご紹介します。 河川水、水道水の認証標準物質の測定では、直接導入による優れた検出限界と定量精度を示すことができました。装置導入系は一般水溶液導入系を使用し、プラズマ条件はThermo Scientific Qtegra ISDSソフトウエアで測定しました。絶対検量線法を採用し、添加回収試験の結果から分析手法の妥当性が証明されました。 また、搭載されている紫外域に特化したeUVモードにより、As、Cd、Pb、Sb、Seなどの高感度測定が可能になります。また、主成分である高濃度含有元素を横方向測光で測定することにより、イオン化干渉を回避しながら幅広いダイナミックレンジで希釈せずに測定できました。 詳細はPDFをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。