【パイプテクター導入事例】聖トーマス病院とコイル式電磁石装置
コイル式電磁石装置の意外な事実とパイプテクターとノンスケーラーの事例
1. 赤錆防止(防錆)効果について 英国では、コイル式電磁石装置は主にカルシウムスケール対策として使用されており、赤錆防止効果は認められていません。実際にNHS本部のあるナイチンゲールで有名な聖トーマス病院では、同装置が給湯配管に導入されていましたが防錆効果はなく、赤錆劣化が進行していました。 そのため、2005年にNMRパイプテクターが設置されました。設置前の給湯水中には高濃度の鉄イオンが含まれていましたが、1ヶ月後には濃度が大幅に減少し、赤錆劣化の進行停止と、不溶性の黒錆への変化が確認されました。 コイル式電磁石装置が国内でも販売されていますが、赤錆には効果が確認されていないためご注意下さい。 2. カルシウムスケール防止効果について 国内でもコイル式電磁石装置がスケール防止装置として販売されていますが、ある大手食品工場で導入された結果、ポンプ内のスケール固着を防止できませんでした。 その為、ノンスケーラーが採用されて固着は完全に防止されました。従来は数ヶ月ごとに必要だった分解清掃も不要となりました。 コイル式装置で効果が得られなかった方は、ノンスケーラーの導入をぜひご検討ください。
- 企業:日本システム企画株式会社 東京本社
- 価格:応相談