アルミダイキャスト塗装はチッピングが予期しない欠陥だった
チッピングの原因は密着不良と膜厚不足。40ミクロン以上の膜厚で発生率を95パーセント削減可能。
チッピングは、機械的な衝撃で塗膜が欠け落ちる不良です。自動車部品では特に発生しやすく、納品後の使用環境での衝撃で顧客クレームになるケースが30-40パーセントあります。膜厚と耐チッピング性の関係:膜厚が20ミクロンでは衝撃で簡単に剥がれ(衝撃値30J で破損)、30ミクロンでは60J、40ミクロン以上では150J 以上の耐衝撃性が得られます。部品の用途に応じた膜厚設計が必須です。密着性の数値化:密着不良がある場合、膜厚40ミクロンでも衝撃値は60J まで低下。脱脂・化成処理を最適化し密着力を確保すれば、同じ膜厚で耐衝撃性が2倍以上向上します。下地処理の影響:表面粗さSa を2-3ミクロン に保つと、塗膜との機械的な食い込みが強まり、チッピング耐性が30パーセント向上。ショットブラスト条件の最適化が鍵です。当社では膜厚管理(40プラスマイナス5ミクロン)、密着性確保、適正な下地処理を組み合わせ、チッピング発生率0.5パーセント以下を実現。自動車部品にも採用されています。
- Company:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- Price:応相談