ジョイントシートの圧縮破壊とは?
ジョイントシートのトラブルはいくつかありますが、事例として一番多い、圧縮破壊に関して説明させて頂きます。 ◆不具合の内容 〇ガスケットの周方向に亀裂が生じ、極端に薄くなっていた。 ◆考えられる要因 〇過剰締付による圧縮破壊 〇フランジの平行度が出ていなかったり、変形等によりガスケットの一部分に過大な荷重が加わった。 〇ペーストが均一に塗られていないことにより、局部的にジョイントシートが滑りやすくなった。 ◆対策 〇ガスケットの許容締付面圧を超えないように締め付ける。 〇片締め、締付け不足、過剰締付けの施工不良によるトラブル。 〇フランジの平行度や変形等を修正する。 〇ペーストを塗る場合は、薄く均一に塗る。
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基本情報
■ノンアスジョイントシートで注意すること 〇初期から十分な力で締付ける 〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない →ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる 恐れがある 〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要 →石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
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ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
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ダイコーは、ガスケット・パッキンをはじめとする様々な工業用製品の加工に特化したメーカーです。 日本最大級のウォータージェット加工機をはじめとする業界屈指の加工設備と、ジョイントシート、ゴム、樹脂、金属など幅広い材料の取り扱いにより、お客様の多様なニーズにお応えします。50年間培ってきた技術と経験を活かし、お客様の課題解決に貢献できるよう、高品質・短納期・低コストで製品をご提供いたします。お客様の多様なニーズにお応えするため、ダイコーの生産拠点には様々な加工設備を備えています。中でもウォータージェット加工機は、大阪本社・東京支社合わせて4台を設置しており、国内でも最大級の規模を誇ります。最大加工範囲はW4,000×L5,800mmで、大口径のガスケット・パッキンも高精度に製造できます。材料効率を極限まで高めることにより、『高品質・低コスト』でのご提供を実現しています。