【コンデンサ故障の原因解説】充放電回路でコンデンサが容量減少
対策として、充放電回路に対応した仕様のコンデンサを使用してください!
溶接機やストロボフラッシュのようなコンデンサの充放電が頻繁に繰り 返される回路で、アルミ電解コンデンサの容量が短時間で減少した 事例をご紹介します。 アルミ電解コンデンサに繰り返して充放電を行うと、陰極箔の表面で以下の 反応が連続的に起こります。 [充電時]電解液の電気分解によるガス発生 [放電時]陽極箔の電荷が陰極箔に移動し陰極表面が酸化される この結果、内部の圧力が上昇して圧力弁が作動した際のオープン故障が 発生する、もしくは陰極箔の容量が低下することでコンデンサ静電容量が 減少する等の故障を招きます。 この現象は充放電だけでなく、コンデンサに大きな電圧変動が印加される 場合にも発生する場合があります。 【対策】 ■頻繁に充放電が繰り返される回路には、充放電回路に対応した仕様の コンデンサを使用する ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:エーアイシーテック株式会社
- 価格:応相談