東北大学技術:層状ナノシート:T20-3099
従来技術に比して、低コストで高品質な層状MoS2、層状グラファイトが作成可能です。
低消費電⼒・新機能性を持つ次世代ナノデバイスへの出口としてMoS2が注目されている。現在の作成方法は、イオンを挿⼊し層間 距離を広げ剥離する⼿法であるインターカレーションを用いる方法や、薄膜成分を含む原料ガスを供給し基板表⾯に膜を堆積する⼿法である化学気相蒸着(CVD)法が存在するが、前者は低品質であり、後者は高価で生産性が低いといった課題があった。本発明は、上記課題を解決する低コストで、層間の残留物が少なく、配向性が高いといった高品質な新規層状ナノシートの作製方法に関する。層状ナノシートの作製例は、MoS2、グラファイトであるが、それ以外の層状ナノシートも作製可能である。
- 企業:株式会社東北テクノアーチ
- 価格:応相談