農地で使えるセンシング技術
キーワード: メカトロニクス 計測 制御 センサ 農業
近年、農業就業人口の減少や就業者の高齢化により、作業者の負担の増加や作業効率の低下が課題となっています。そのため、これまでに数多くの農業用機械が開発され、自動化による労働力の軽減や、より効率的に作業が行われるようになりました。この流れはこれからも続いていくものと思われます。 そこで私は農地で使えるセンシング技術に着目して研究を行っています。ドローンやロボットが農地で正確に働くためには、作物や畑の状況を正しく測定する必要があります。計測技術についても既存の方法がたくさんありますが、相手は自然であり、居住地や製造現場のような環境とは異なります。農地での有利不利といった知見を増やしていくことを目的として研究を行っています。例えば現在では地表面の位置検出を考えており、地中を通る超音波によって検出する方法の検証や、弾性体を押し付けて直接接触させて方式での追従性の評価を行っています。
- 企業:埼玉大学 オープンイノベーションセンター
- 価格:応相談