コーティング処理によるプレス加工時のカス上がり対策
簡単操作でパンチのカジリ・摩耗・焼付き、抜きカス上がりを防止。 全ての鋼材に処理が可能、現場での作業に最適です。
プレス加工時のカス上がりは、製品の打痕による不良や2枚打ちによる金型、パンチ、ボタンダイ、治具の破損、損傷の原因となり、プレス加工をしている上では切り離せない問題の一つとなっています。 カス上がりの要因は、バキュームによる吸着、パンチ切刃への吸着、ダイの圧縮空気による押上げ等があります。 これらの要因に対して、パンチの刃先の加工、パンチにエアー穴をつける、エジェクターピンをつける、ダイ切刃をオールテーパにする等の対策がありますが、パンチおよびダイスの交換、設計変更、機材調整等コストと時間がかかります。 「デポシリーズ」は放電加工機の原理を応用した機械部品、金型等への予防保全目的のコーティングと肉盛補修の両方に利用可能な当社オリジナルの特許製品です。 パンチの側面と底面にタングステンカーバイドをコーティング処理することで、耐摩耗性・耐焼付性等が付与され、パンチを抜く際の抜き板の持ち上げ、圧着を防止します。 特にステンレス、アルミ等の粘り気のある素材に対して非常に効果的です。
- 企業:テクノコート株式会社
- 価格:100万円 ~ 500万円