コゲ、分解・劣化、オーバーヒート対策に…シリンダー強制冷却増設
コゲ・分解・劣化対策としてどうしてもオーバーヒートしやすい場合は冷却ユニットの増設を行います。写真は空冷仕様です。
射出成形機は24 時間連続運転が当たり前であり、通常は機械をランニングさせながらの保守管理となります。必然的に設計時から、メンテナンスフリーに近い状態で機械は作られていることから、作動油の管理をしっかりやっていくことが故障トラブルの回避につながっていきます。その中でも油温管理は非常に重要なポイントです。成形機は構造上、速度と圧力を制御する使われ方をする機械であり、熱の発生が他の機械と比較して多い。したがって、冷却システムが十分でないと,それが樹脂のコゲや焼付き、作動油の油温上昇、作動油の劣化、またはシール、ゴムホースの早期劣化なども引き起こし、機械の故障要因になるだけではなく、成形品の安定性にまで影響を及ぼすこととなります。
- 企業:株式会社マーテック
- 価格:応相談