鋼材の表面粗さがばね性能に与える影響と肌質改善の重要性
【復刻 私立スプリング予備校 第20講】疲れ強さが低下するだけでなく、材料の板厚や線径も減少するガマ肌サメ肌ゼニタムシ!
加熱によって鋼材の表面は酸化します。実はこの加熱酸化は、200度位から 発生します。よく研摩した鋼を200度以上に加熱しますと黄色から紫色に、 300度位になるとすみれ色から藍色に変化します。 例のテンパーカラと呼ばれるものですが、これはごく薄い鉄の酸化膜です。 この程度ならかえって、その酸化膜が耐食性もあり、色彩も美しいので、 特に害はないのでばねにも表面処理としてしばしば利用されています。 ところがだんだんに温度をあげると、この薄い酸化膜は次第に成長して、 厚くなります。 ※記事の詳細内容は、PDFより閲覧いただけます。 詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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