「ストラクトール」脂肪酸誘導体ベースの滑剤
ほとんどのゴム配合で速やかな製造が期待できます
ストラクトール滑剤を構成する脂肪酸誘導体は多機能的であり、ほとんどのゴム配合をイージープロセッシング化して速やかな製造が期待できます。ミキング工程の初期段階の滑剤の添加はフィラー分散を促し、また後期投入によりコンパウンドの流れとメタルリリース(壁離れ)の向上が図れます。
- 企業:エスアンドエスジャパン株式会社
- 価格:応相談
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ほとんどのゴム配合で速やかな製造が期待できます
ストラクトール滑剤を構成する脂肪酸誘導体は多機能的であり、ほとんどのゴム配合をイージープロセッシング化して速やかな製造が期待できます。ミキング工程の初期段階の滑剤の添加はフィラー分散を促し、また後期投入によりコンパウンドの流れとメタルリリース(壁離れ)の向上が図れます。
特に天然ゴムやSBRベースの配合に最大の効果が狙えます
亜鉛石けんは加工用添加剤としてゴム工業ではよく知られています。とくに、天然ゴム(NR)やスチレンブタジェエンゴム(SBR)ベースの配合に最大の効果が狙えます。内部滑剤としての働きは、ポリマー/ポリマーブレンド、ポリマー/フィラーのコンパウンド内でミセル形成による流れの改良に大いに寄与します。なお、NRの加硫に対してやや活性的になることがありますが、加硫物の安定化を高めるように作用することが認められています。
極性の高い特殊ポリマーに優れた流れ改良と滑性効果をもたらします
ストラクトールの脂肪酸エステルベースの製品群は、多機能な滑剤によって構成されています。主に極性の高いポリマーに使用され、フィラーの種類に関係なく、優れた流れ改良と滑性効果をもたらします。適切な極性を有するので、少ない添加量でもNBR、HNBR、ACM、EAMのような特殊ポリマーで特に最高の全体的性能を発揮します。ストラクトールWB212は、白色活性フィラーに対して非常に効率のよい分散剤として特筆できます。
従来の亜鉛石けんの性能に匹敵する亜鉛フリー製品
重金属の環境影響に関係して、亜鉛の監視も厳しくなる昨今、環境にやさしい代替材料として従来の亜鉛石けんの性能に匹敵する亜鉛フリーの製品を開発してきました。加工性能に対して遜色のない、亜鉛のトータル量を減らすことに役立つ製品です。