ノイズ低減のための一筆書き配線のポイント
今回はプリント基板における一筆書き配線についての注意点をお伝えしたいと思います。
プリント基板では複数の回路に配線を接続する場合、代表的な接続方法として、一筆書き配線と分岐配線があります。 一筆書き配線(デイジーチェーン配線)はプリント基板配線でよく使用されている配線方法であり、複数の部品の間を分岐せず、直列に配線し一筆書きの様にすることです。 これに対して分岐配線(スター配線)とは、特定のデバイスから複数のデバイスへそれぞれ配線する方法です。 今回はプリント基板における一筆書き配線についての注意点をお伝えしたいと思います。 分かりやすいよう、具体的に下記のような回路図を想定します。これは1対多のBUS信号などを想定している、ドライバからレシーバ2つへ分岐せずに一筆書きしている配線です。(シミュレーション上は負荷を同じとしています) パターン設計時はこのような配線になっていることが多いかと思います。
- 企業:アート電子株式会社 本社
- 価格:応相談