『音波式ベルト張力計クラビス』 マイクロフォン2つ使用の理由
一回で信頼性の高い測定を行うことができるので特に生産ライン現場では威力を発揮!
A、マイクロフォンを利用した周波数(音波)測定は、従来からある方法でマイクロフォンは1個でも測定は行えます。しかし、マイクロフォンを1個だけ使用して測定した場合、当然外部からの騒音の周波数もベルトから反射する張力に比例した固有周波数(振動数)と同時に測定をしてしまします。つまり、周波数の合成(ベルトの固有周波数と騒音周の合成)が起こり、測定器はその合成された誤った周波数を測定することになります。 悪いことに,この回りの騒音の周波数はその種類(機械音、モーター、打撃、エアーガン、人の声など)により、それぞれ異なっています。 したがって、無騒音の状態においては,マイクロフォン1個で測定をしていても安定しているのに、騒音下においては「どうもデータが不安定だ」、「突然、おかしなデータが出てしまう」「どの測定データが本当か分からない」という現象が起こります。騒音によるデータの不安定要素を「2個のマイクロフォン」(国際特許)を使用することで、原理的に一挙に解決し、ベルトの張力に応じた固有周波数のみを測定することができるのが「クラビス」です。
- 企業:株式会社日本クラビス
- 価格:応相談