CWS 工数削減・製品の小型化に貢献 サンエスの昌和発條
限られた高さ空間で優れたパワー発揮するコイルドウェーブスプリング(CWS)。工数削減や製品の小型化に貢献します。
CWSとは、平線材を連続した波形状をつけながらコイリング成形した圧縮ばねのことです。 【特徴】 ■コイル円周上に平均して荷重を受ける構造なので、上下平行で安定した“たわみ”(ストローク)が得られます。 ■通常の圧縮ばね(押ばね)よりも荷重がはるかに大きいので、取り付け高さを低く設定することが可能。 製品の小型化・軽量化に貢献します。 ■大きいストロークよりも小さなストロークや静的使用に向いている製品です。 わかりやすい事例としては、自動車メーカーがクラッチ部分に使用していた複数個の押ばねをCWSに置き換えることでたった1個にすることができ、「工数が多くて組み立てに時間が掛かる」「メンテナンスに手間が掛かる」というご相談を解決しました。 また、板材から打ち抜かれた皿ばねやウェーブワッシャーと比較すると歩留りがよく、金型成形のコストも安いうえに形状変更や特殊な板厚にも対応可能なことから、皿ばねやウェーブワッシャーの代替品としても注目されています。 ※皿ばねに比べると荷重が小さいため、単純に置き換えることは出来ませんが、用途によっては面倒な組付けを簡易化することが出来ます。
- 企業:株式会社昌和発條製作所
- 価格:応相談