ゴムライニングとは、金属製のタンク、配管、ポンプ、攪拌羽根などの表面を、ゴムのシートや塗料で被覆（コーティング）する加工技術です。主な目的は、内容物である酸、アルカリ、海水などの強腐食性の液体から、基材となる金属を守る「防食」です。また、摩耗性の高いスラリー（固体粒子を含む液体）から機器を保護する「耐摩耗」の目的でも施されます。化学プラントや発電所、製鉄所などの設備に不可欠な技術です。
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挑戦し続けて60年
各種工業における装置（槽・配管用パイプ・バルブ・装置のカバー等内面・機械機器の表面へ未加硫シートにゴム糊（接着剤）を用いて貼り付けた後、加硫缶と呼ばれる圧力容器にて蒸気等の熱源で加圧加硫します。接着された加硫ゴムは、薬液・ガス・磨耗性の粒子がゴム面に接着しても、それぞれの特性にあったゴムを貼るため装置は保護されより長く性能を保持する事が出来ます。ライニングとは、Ｌｉｎｉｎｇ「裏打ち」・「裏張り」の意味でもあり上記の内容を総称して『ゴムライニング』といいます。そのライニングに必ず必要な物が母材となるタンク類であり、配管となります。母材を製缶後にライニング施工をし、要望があれば設置まで行いますので、ご相談ください。また、ポリウレア樹脂等の特殊なライニングも請け負います。
ゴムライニング加工
幅広い用途にお応えする多彩なラインナップ ゴムライニング加工 【特徴】 ○反応槽、吸収塔、電解槽、ローリータンク 排煙脱硫装置、化学、食品、医薬品、原子力、鉄鋼、水処理、環境装置など 幅広い産業分野に活用されており、工場内製作はもちろん 現地での施工にも対応するなど、フレキシブルな対応が可能 ○既設ゴムライニング製品の診断や 寿命評価（現地点検、既設ライニング部よりサンプリング） ゴムライニング製タンク等の処分（ゴム剥離後、産業廃棄物と リサイクル部品への分別廃棄）も可能
