フレキシブルディスプレイ 開発現状と市場性探索2012
軽量薄型堅牢といった特徴を持つフレキシブルディスプレイ、さらに低コスト化の可能性が出てきた、
フレキシブルディスプレイは従来のガラスベースのディスプレイより低コストに製造出来る可能性がある。特にバックプレーンに関しては、低コストの可能性が非常に高くなっている。 バックプレーンのフレキシブル化(フィルム化)はポリイミドワニスによるリフトオフ法により量産が既に始まっており、さらなる開発も進展している。同製造技術によって低コスト化が進もうとしている。ポリイミドワニスはガラス基板に比べ、部材コストとして圧倒的に低コストとなっている。 製造プロセスとしても、最近のスマホ向け従来ディスプレイにおいては、薄型化のためケミカルエッチング等が実施されておりコスト増要因となっている。リフトオフ法においてもポリイミドワニスの塗布、硬化、リリースといった付加プロセスはあるが、比較するとむしろより低コストとなると見られる。少なくともバックプレーンサイドにおいてフレキシブル化(フィルム化)は低コスト化が大きく進展する可能性が高くなっている。
- 企業:株式会社ネットブレイン
- 価格:10万円 ~ 50万円