【活用事例】RTCモジュールによるシステム全体の低消費電流化
低消費電流のRTCモジュールを用いることによりシステムの大幅な低消費電流化を図れます。
IoT(Internet of things) によって豊富な新しいアプリケーションが広がり、モニタリングや制御する機能がさらに多く必要とされています。 多くの場合、機能が増えると消費電力も増加してしまいます。 ここから必要な電力需要の体系的なチェックを開始します。 各機能ブロックは動作時には各々の最大電流を必要とします。しかし幸いなことに全ての機能を常に最大のパフォーマンスで動作させる必要はありません。省電力設計の目標はその都度不要なものを全てオフにすることです。 そのため常時オンになっているデバイスは非常に低消費電流である必要があります。リアルタイムクロック (RTC) はいずれにしても時刻保持のため常時オンである必要がありますので、これを活用することをご提案します。最新のRTCモジュールは非常に低消費電流(50nA~240nATyp.)で動作します。RTCモジュールには時刻情報の保持以外にも定期的にマイコンをウェイクアップさせる機能があります。それにより多くの場合でシステム全体での消費電流を90%以上削減することが出来ます。
- 企業:株式会社多摩デバイス
- 価格:応相談