高性能エンジニアリング・プラスチック【PPS性ベアリング】
フェニル基(ベンゼン環)とイオウが交互に繰り返される分子構造を持った、結晶性の高性能エンジニアリング・プラスチックです。
耐熱性に優れ、高温度中で長時間の使用が可能です。耐薬品性に優れ200℃以下でPPSを溶かす油脂、溶剤はありません。また、難燃性や引っ張り強さ、曲げ強さに優れており、成形時の収縮率が小さく寸法安定性が高い特徴があります。欠点としては靱(じん)性が小さく(衝撃荷重に弱い)、耐候性が良くない,成形時にバリが出やすいといった点が挙げられます。 【特徴】 ■耐熱性、高温特性に優れている(ベアリングとしては180℃まで)※ガラス転移点が90℃程度なので高負荷・高温化での使用は注意が必要 ■耐摩耗性に優れる ■機械的強度があり、特に圧縮強度が強い。 ■PTFEに次ぐ耐薬品性 ■吸水性が低い(0.01%と、ほとんど水を吸わない) ■電気絶縁性がある ■難焼成(燃焼しても有毒物質の発生が少ない) ■食品衛生法認可材質 ※詳しくは資料をダウンロード、もしくはお問合せください。
- 企業:鹿島化学金属株式会社
- 価格:応相談