3価クロムと6価クロムとは
3価クロムと6価クロムを利用した技術について
表面処理に関わる方なら、クロムと聞いてまず思い浮かぶのは、6価クロム化合物でしょう。 6価クロム化合物は、RoHS指令やREACH規制SVHC(高懸念物質)の規制対象物質ですから、製品含有物質調査リストなどでご存知の方が多い事と思います。 一方、表面処理で使用するクロムは、6価クロム化合物だけではありません。 硝酸クロムや塩化クロムは3価クロム化合物に分類されます。 金属クロムは0価のクロムで、金属アレルギーを起こしにくく人体には比較的優しい金属と言えます。 3価クロム化合物は、化学薬品ですから安全ということではありませんが、皮膚に付着した場合、すぐに洗い流せば潰瘍を生じることもありませんし、発がん性物質リストにもありません。 問題は6価クロム化合物であり、吸入した場合に肺に障害を起こす、飲み込んだ場合、胃腸障害を起こす、また発がん性があるとされています。 疑問点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【連絡先】 TEL: 048-994-5931 FAX: 048-994-5935 E-mail: info@silvec.co.jp
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