遺伝子発現の受託解析サービス『NET-CAGE』
まさに合成中の「NET-RNA」をインプットするNET-CAGE解析。2019年秋より新しくサービス開始!CAGE解析の進化系。
従来の「CAGE」解析では、total RNAをインプットし、以下が可能。 ・RNAの発現解析(一般的なRNA-seqと同じ役割) ・転写開始点の同定(CAGE最大の強み、RNA-seqでは不十分) ・同定した転写開始点データをもとに転写因子結合モチーフの検索(CAGEならでは、ChIP-seqの逆引き機能) ライブラリー作製の中心原理は「キャップトラップ法」、RNA 5'末端のキャップ構造を捉える理研開発の独自技術です。 この「NET-CAGE」解析では、今まさに核内で合成中の「NET-RNA」を独自技術で抽出回収し、ライブラリー作製にインプット。 (NET-RNA:Negative Elongating-Transcript:新生RNA) 一般的にtotal RNAの寿命は比較的長め、~数時間~数日のものも。かたやNET-CAGEのeRNA(エンハンサーRNA)やはきわめて短寿命、ものの数分のうちに分解されてしまいます。 いま細胞中にあるtotal RNAを見る「CAGE」、今まさに合成中のNET-RNAを見る「NET-CAGE」。見たいポイントの使い分けが可能になりました。
- 企業:株式会社ダナフォーム
- 価格:1万円 ~ 10万円