まさに合成中の「NET-RNA」をインプットするNET-CAGE解析。2019年秋より新しくサービス開始!CAGE解析の進化系。
従来の「CAGE」解析では、total RNAをインプットし、以下が可能。 ・RNAの発現解析(一般的なRNA-seqと同じ役割) ・転写開始点の同定(CAGE最大の強み、RNA-seqでは不十分) ・同定した転写開始点データをもとに転写因子結合モチーフの検索(CAGEならでは、ChIP-seqの逆引き機能) ライブラリー作製の中心原理は「キャップトラップ法」、RNA 5'末端のキャップ構造を捉える理研開発の独自技術です。 この「NET-CAGE」解析では、今まさに核内で合成中の「NET-RNA」を独自技術で抽出回収し、ライブラリー作製にインプット。 (NET-RNA:Negative Elongating-Transcript:新生RNA) 一般的にtotal RNAの寿命は比較的長め、~数時間~数日のものも。かたやNET-CAGEのeRNA(エンハンサーRNA)やはきわめて短寿命、ものの数分のうちに分解されてしまいます。 いま細胞中にあるtotal RNAを見る「CAGE」、今まさに合成中のNET-RNAを見る「NET-CAGE」。見たいポイントの使い分けが可能になりました。
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基本情報
・NET-RNAをインプットする「NET-CAGE」解析 ・total RNAをインプットする「CAGE」解析
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
※4-6週ほど
用途/実績例
Research Use Only。詳しくはお問い合わせください。
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株式会社ダナフォームは、国立研究開発法人 理化学研究所の理研ベンチャー制度にもとづき、平成10年に理化学研究所の林崎良英氏(令和3年より株式会社ダナフォーム代表取締役)を中心に設立された会社です。CAGE-seqやRNA-seqなど次世代シーケンサーを用いた受託解析、SNP検出可能な蛍光試薬Eprobeの販売、保有数を誇る各種クローン販売など、ダナフォームと理研が共同開発した技術を中心に遺伝子解析および遺伝子検査の事業を積極的に展開中です。今後も独自開発技術を磨き遺伝子分野におけるエキスパートとして、人々の健康にお役に立つことを願ってより高い研究とより良質な製造を目指します。