非調質・中強度ボルト/第一工業株式会社
独自成形プロセスで熱処理せずに強度を確保。環境負荷を考慮した製造法です。
金属に塑性加工を施し、その度合いが増すにつれ加工硬化が得られ、もとの金属より降伏点が高くなります。 その加工硬化させた方向への負荷には強いですが、反対方向への負荷に対する降伏点が低くなり、より低い応力で塑性変形が起こりやすくなります。 この現象をバウシンガー効果といいます。 弊社はバウシンガー効果を抑制する成型プロセス技術を開発し、市場投入しました。 この特殊な成型プロセスにより、熱処理を施すことなく機械的性質を備えたボルトの製造が可能になりました。 非調質・中強度ボルトは、熱処理無しで強度区分8.8相当を確保した製品です。 熱処理なしのため環境負荷を低減。製造リードタイムも短縮できます。 弊社は開発から評価まで、専門集団がねじの最適設計のお手伝いをいたします。お気軽にお申し付けください。