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標識抗体×埼玉大学 - メーカー・企業と製品の一覧

標識抗体の製品一覧

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凝集誘起発光物質を使い『ウイルスの見える化』『 高感度迅速診断』

ウイルス・病原体検出 見える化 可視化 高感度検出 臨床現場即時診断(POCT) 蛍光  凝集誘起発光(AIE) シロール 糖鎖

 ウイルスは非常に小さく色もついていないので、肉眼では、それらがいるのか、いないのか分からない。我々は、検体と混合して5 分後に紫外線照射すれば、調査したいウイルス等がいれば発光する分子を開発した。これは、標的ウイルスがいないとき、もしくは標的外のウイルス類がいても発光しないので、調べたいウイルス、微生物の『見える化』を実現できる。この分子を使ったインフルエンザウイルスの検出試験では、市販されているイムノクロマトキットに比べ、1,000倍も高感度検出できることが分かっている。  また、量子収率が90% にも達する高輝度な蛍光ビーズの開発にも成功している。これは、従来の蛍光色素を使ったビーズよりも数十倍明るく光るだけでなく、光に対する安定性も兼ね備えているため、実用性に富んでいる。この高輝度蛍光ビーズに抗体を結合させることにより、標識化抗体としてイムノクロマトキットや病巣のマーカーとして利用すれば高感度化が期待できる。  新型コロナウイルスのイムノクロマトキットを試作し、既製品に比べ大幅に高感度検出ができることが分かった。その他のウイルス・病原体の検出にも応用可能である。

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