【分析事例】プラスチック製グリル表面の欠陥調査
何らかの原因でCuメッキが異常成長!その上にNiメッキが施されたと推察!
当社で行った、プラスチック製グリル表面の欠陥調査についてご紹介します。 表面観察では、欠陥の一部は表面から伸びており、その伸張した突起物が もげたと思われる跡が認められ、その跡の中心はCuでありその周囲にNiを検出。 断面観察では、Cu部内の空孔は大きく、欠陥直下および欠陥の極近傍の Cu/プラスチックに間隙があり、この間隙部からC(Mg,Si)が検出されました。 結果、欠陥は、何らか(プラスチックの窪みや不純物 等)の原因でCuメッキが 異常成長した後に倒れ、その上にNiメッキが施されたと推察する結論に 至りました。 【事例概要】 ■表面観察 ・欠陥の一部は表面から伸びている ・伸張した突起物がもげたと思われる跡が認められた ・その跡の中心はCuであり、その周囲にNiが検出された(EDX分析による) ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:株式会社大同分析リサーチ
- 価格:応相談