高塩濃度でも分解!梅干の調味液処理を専門とする施設の排水処理事例
高塩濃度(最大15%)の廃液を微生物で分解! コスト削減、難分解処理のお悩み解決した事例をご紹介します。
「太陽浄化センター梅の郷」は、和歌山県の特産品である 梅干しをつくる際に発生する、調味液の処理を専門とする施設です。 調味梅干しの生産工程からでる高塩濃度(最大15%)の廃液は、 産業廃棄物として地域外で処分されていました。 その調味廃液を"地元で処理したい"の声より建設することになりました。 梅干し加工工場から回収してきた調味液を、 微生物処理に適したpHまで調整し、 特殊微生物(好塩菌)処理で有機物を分解、除去しました。 微生物処理工程を繰り返し、その後細かなごみを取り除き、 放流基準に達したことを確認して、河川に放流します。 万が一、異常な数値が出た場合、自動的に河川への放流が 遮断されるという万全の対策も取っています。 【事例】 ■提案 高い塩濃度でも効率よく分解するカスタムメイドの微生物を導入 ■導入効果 処理水の有機物濃度を放流基準よりもかなり低くすることができた 調味廃液の処理費が約43%減になり、コスト削減できました。
- 企業:コーワ商事株式会社
- 価格:応相談