FCV高圧水素容器FEM ASU/FrontCOMP V6
FCV車載向けType-IV圧力容器のFEMメゾスケールモデル生成・解析を支援し、軸対称モデルでは再現できない詳細解析評価を実現
燃料電池自動車(FCV)は、水素利用により急速充填、長距離走行可能かつゼロエミッションによりクリーンで持続可能なモビリティとして期待されています。高圧水素を安全に搭載するためのタンクはFCVにとってきわめて重要なパーツですが、普及のためには軽量化やコストダウン等多くの困難な課題の克服が求められます。ASU/FrontCOMPはFCV高圧容器設計のために開発された解析ツールです。 ■ CFRP製品内部の複雑な応力状態を再現するためには、繊維束形状を直接モデル化するメゾスケールモデルが必要です。 ■ Type-IV圧力容器のライナーおよび繊維束からモデル化されたCFRP層の3D解析モデルを実用時間内に作成します。 ■ 繊維束埋め込みモデルによる詳細解析・繊維束マップドモデルによる疑似メゾスケール解析が可能です。 CFRP圧力容器の設計要件を再現したFEM解析モデルを簡単に生成できます。 繊維束マップドモデルはFrontISTR(無償)形式の入出力にも対応するので、大規模計算実行のライセンスコストを削減できます。 Ver.6ではモデル生成処理の並列化が実装され、生成時間が大幅に短縮されました。
- 企業:株式会社先端力学シミュレーション研究所
- 価格:応相談