井戸水を飲料水にするには?必要な処理と検査【基礎知識】
ろ過と塩素で安心とは限らない?溶けている成分ごとに処理は変わります。井戸水を飲み水にするための処理の選び方を解説します。
井戸水を飲み水として使うには、まず検査で何が含まれているかを知り、その結果に合った処理を組み合わせます。検査の項目や頻度は別のページで扱うため、ここでは処理の考え方に絞って説明します。 ■ろ過で取れるのはどんなもの? 通常の浄水処理は、溶けていない成分を除くことが主体です。濁りや微粒子は、砂ろ過や膜ろ過で除きやすい対象です。一方、水に溶けている物質は、通常の処理では十分に除去できません。見た目が澄んでいても、溶けた成分が残っている場合があるのです。 ■塩素消毒はどこまで効く? 一般細菌や大腸菌への処理には、塩素やオゾンが使われます。水道では、給水栓で遊離残留塩素を0.1mg/L以上保つよう塩素消毒することが、水道法施行規則で定められています。ただし、クリプトスポリジウムのように塩素に強い病原生物もいます。原水に混入するおそれがある場合、水道施設の技術的基準を定める省令では、除去できるろ過設備か、不活化できる紫外線処理設備を設けることが定められています。まずはお気軽にご相談ください。
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