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製造前の釜洗浄を「分解洗浄」に変更することで、前製品の混入を格段に防ぐことができます！
製造前の釜洗浄（溶剤洗浄）で落としきれなかった前製品が、製品に 混入してしまいクレームに発展したので、できることなら釜を専用機 として使いたいが、生産量がそれに見合わない（少ない）という課題を お持ちのお客様がいらっしゃいました。 その解決方法として、製造前の釜洗浄を「溶剤洗浄」から「分解洗浄」に 変更することで、前製品の混入を格段に防ぐことができます。 当社では、最少50Lから受託製造可能です。 ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。 【お客様の課題】 ■製造前の釜洗浄（溶剤洗浄）で落としきれなかった前製品が、 製品に混入してしまいクレームに発展 ■できることなら釜を専用機として使いたいが、生産量がそれに 見合わない（少ない） ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
一般論として、撹拌釜にどの程度「前製品」が残っているか（溶剤洗浄でどの程度「前製品」を除去できたか？）を不揮発分から検証しました
目的 撹拌釜にどの程度「前製品」が残っているか（溶剤洗浄によってどの程度「前製品」を除去できているか？）を、不揮発分の測定から検証しました。 検証方法（溶剤洗浄の方法） 樹脂溶解液A（可視化のため紫に染色）を製造した直後の撹拌釜（50L）に、溶剤B（新品2kg）を投入した。これを40℃で30分間撹拌した後、抜き取った溶剤Bの不揮発分１を測定した。更に、溶剤B（新品2kg）を投入し、上記作業を繰り返して不揮発分２を測定した。 検証結果 不揮発分１＝2.9% → 溶剤洗浄によって 58g相当の前製品（固形分）を抽出 不揮発分２＝0.3% → 溶剤洗浄によって 6g相当の前製品（固形分）を抽出 ＊不揮発分の測定：乾燥減量法120℃ｘ30分 ＊溶剤B（新品）の不揮発分＝0.0% 考察 ・不揮発分２が不揮発分１より低かったことで、溶剤洗浄の効果は“ある程度”確認された ただし、２回の溶剤洗浄によって「前製品」は希釈されたものの、完全に除去はできなかった ＊溶剤洗浄より効果の高い洗浄を期待するには、撹拌釜を『分解』して、内部の羽根や壁面に付着した前製品を洗浄する作業が必要と考える
