光発電素子、Laser Power Converter
光発電素子、Laser Power Converter
光発電素子(レーザーパワーコンバーター・Laser Power Converter・LPC)とは遠隔地にあるレーザー光をファイバー経由で受けそのレーザー光を電力に変換する素子です。850ナノベースのGaAsを基材とした短波長用のものと1400ナノベースのInGaAsを基材とした長波長用のものがあります。短距離伝送と長距離伝送で使い分けます。数年前、お客様にご依頼を受けた時には世の中にこの製品は存在しなかったのです。米国の技術集団と共同開発しました。最初のご仕様はノイズ環境が劣悪な場所で種々の計測に必要なセンサー・アンプにクリーンな電源を供給する必要がありました。メタル送電では無理だったのです。ファイバー給電がそれを可能にしまた。今では地上波デジタル放送のリモートアンテナのローノイズアンプのキーパーツとして欠かせないものになっています。高速・大容量通信の必要な携帯電話のリモートアンテナでの使用も期待されています。メタルでは給電できない場所、ノイズフリーの電源が必要なご仕様に必須のパーツになりつつあります。供給電圧は2Vから対応できます。レーザー光・電力の変換効率は現在のところ35%を実現しております。
- 企業:株式会社アイ・イー・エス 東京事業所
- 価格:応相談