ASPAPZ10 粉末ステンレス鋼
ASPAPZ10は非常に優れた耐摩耗性と耐食性を併せ持つ、粉末冶金製法で作られた新鋼種のマルテンサイト系ステンレスです。
ASPAPZ10は硬度HRC58~62程度で使用される粉末冶金ステンレス鋼です。 マルテンサイト系ステンレスにおいて、優れた耐摩耗性と耐食性を併せ持つ材料です。 通常の溶解製法で製造された材料より、炭化物が微細で清浄度に優れており、従来のSUS440Cと同程度の硬度でありながら、優れた耐食性を発揮します。 この特徴を生かし、 ホットランナーなどのプラスティック材料用の金型向けの用途、 医療用工具、打錠機の杵・臼 食品関係の用途への使用をお勧めします。 使用温度下・表面コーティング時の温度下により推奨する焼き戻し温度が異なります。 ご使用になられているステンレス鋼で、摩耗、サビ、腐食にお困りありましたらお気軽にお問合せください。
- 企業:株式会社マクシスコーポレーション
- 価格:応相談