家電製品等の音声ガイダンスをどのような音圧、話速、サンプリング周波数にすれば、聞きやすいかを評価します
評価する人の特性】
聴覚基礎データとして下記の項目に関するデータを計測します。
・オージオメーター(250、1000、4000Hz) ・sweep音
【解析により得られる可能性のある知見】
■音圧に関して
・高齢者と若年者の違いと、それが距離によって変わるかどうか
・音圧に関するガイドライン(最適値、大きめの音圧、小さめの音圧)
・音圧と話速及び音質との関係
■話速に関して
・ガイドライン(95%の人が聞き取れる話速)
・話速が早くても「聞き取りやすい」音圧
・話速が速い場合でも「聞き取りやすい」サンプリング周波数
■音質に関して
・ガイドライン(95%の人が聞き取れるサンプリング周波数)
■「総合的な聞きやすさ」に関して
・「総合的な聞きやすさ」に、音圧、話速、サンプリング周波数がどのように関与しているのか
・「総合的な聞きやすさ」に関するデータを用いて、評価する人をグループ化します。
そして、各グループの特徴を明確にし、例えば、音声ガイダンス等を決める時、どの
ような人を対象に決めれば良いかを知ることが出来ます。