偏光モード変換器(PMC)の小型化と試作設備の開発
製品化に向けた評価用PMCの開発を行うと共に小ロットライン構築
偏光モード変換器(PMC)の小型化と試作設備の開発では、レーザービーム断面に偏光・位相・強度の分布を持つ、ラジアル偏光、アジマス偏光など特殊偏光ビームの関心が高まっています。これらの偏光は光計測、特に光学顕微鏡分野で注目されており超解像や表面観察の高感度化、高効率光トラッピングなど数多くのアプリケーションが提案され発表論文数も増加しています。新規応用装置の構想を持たれている兵庫県立大学富木啓介先生は、分子方向を3次元の分解能で計測する世界初の3次元立体配向顕微鏡を開発しており、それを実現した液晶光学素子がPMCです。兵庫県立大学の光学システム構築・制御技術とケニックス株式会社の装置設計・プロセス開発を用いた両者の共同研究により小型・簡便なPMCを安価に製造・販売することを目的としています。 詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをご覧ください。
- 企業:ケニックス株式会社
- 価格:応相談