仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?
「素地調整」と「下地処理」(下地調整)はどちらも似たような意味合いで使われる事が多いですが、正確には異なる作業となります。
『素地調整』は塗装などの手が加えられていない状態の「素地」を塗装に適した表面へ変化させる作業です。 『下地処理』は既に塗装などが行われた「下地」を塗装に適した表面へ変化させる作業です。 どちらも塗装対象物の「表面を塗装に適した状態へ変化させる作業」ではありますが、作業を行う前の状態が違うんです。 また素地調整は表面の研磨・脱脂が基本となりますが、下地処理はプライマー塗装やパテといった劣化した表面を補修する作業も含まれています。 しかし実際には「素地調整」も「下地処理」どちらも区別されずに仕様書に記載されている事がほとんどです! あまり考えすぎずどちらも「塗装に適した表面へ変化させる」意味合いで捉えておいた方が良いのかもしれません。 『素地調整と下地処理の作業方法について』 『素地調整と下地処理の重要性』 『素地調整と下地処理の規格』 については下記関連リンクに詳しく掲載しておりますので是非ご覧ください。
- 企業:原田鉄工株式会社
- 価格:応相談