nanoSUS(R)(ナノサス)【特殊金属エクセル】
結晶粒を1μm以下にまで微細化させた超微細粒組織を持つ材料です。
超微細粒鋼とは、結晶粒を1um以下にまで微細化させた超微細組織を持つ材料です。 結晶粒の微細化により、以下のようなメリットがあります。 (1)高強度化 強加工により微細伸長粒組織に仕上げることで、強度を向上させることが可能です。これにより、部品の低背化、薄肉化による軽量化が実現できます。 (2)強度-延性バランス向上 強加工後の熱処理により等軸微細粒組織に仕上げることで、強度-延性バランスが向上します。これにより、強度を落とさずに様々な加工が可能となります。 (3)高疲労特性 通常粒よりも疲労特性が向上します。これにより、部品の長寿命化が可能です。 (4)高加工性 ■肌荒れの軽減 組織が微細なため、金属加工時の曲げ部表面の肌荒れを軽減することができます。 ■プレス時のせん断面が安定 組結晶粒の大きい通常材は、微細プレス加工をした際に結晶粒が脱落し、せん断面が平滑にならないことがあります。超微細粒鋼であれば、微細プレスせん断面の輪郭形状を安定させることができます。
- 企業:株式会社特殊金属エクセル
- 価格:応相談