【遠赤の話】小物部品の乾燥について
様々な小物部品を混合して遠赤乾燥炉に流した事例をご紹介!
有限会社AMKは、工業用遠赤外線ヒーターと加熱装置・乾燥装置を取り扱っている会社です。 従来は単一部品を遠赤乾燥炉に流していたが、多品種少量生産になり様々な小物部品を混合して流したところ、焼きの甘い部品、焼き過ぎの部品等が出てきたと連絡がありました。 調査したところ50~10mmφ、厚みが10~1mmtの混合であったため、各部品の材質差(比熱の差)、重量差、受光部面積の差があるため昇温速度の差が生じているのが原因でした。 対策として、材質の同じものをグループ分けするか、厚さ、受光部面積によりグループ分けし、それぞれ加熱テストをして搬送速度か加熱温度を変えなければなりません。 対策の結果、手間は増えましたが遠赤の効果により他の加熱方法より有利なままでした。 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:有限会社AMK
- 価格:応相談