【事例】エラストマー押出成形の目ヤニを防止する表面処理
エラストマーの押出成形で発生する目ヤニを防止する表面処理事例をご紹介します。
エラストマーとは弾性を持ちながら形状を変えることができる合成樹脂の一種で、 ゴムとプラスチックの両方の性質をもった高分子化合物です。 今回はエラストマーの押出成形で金型に目ヤニが発生するため製品が安定して作れないとのご相談でした。 ■コーティング採用の背景 ・表面処理なしでは、製品がほとんど製作できないほど金型に付着するエラストマーでした。 ・弊社のバイコートを採用いただいて一旦は生産が可能な程度に付着を防止できました。 ・量産の中で1カ月ほどの使用で目ヤニの付着による不良が発生することが分かりました。 ■表面処理採用の効果 ・弊社の『MRS-102』を採用いただき、テストを開始したところ目ヤニは発生するものの 金型に付着せずすぐ取れるため、不良の発生を抑えることができ、6カ月間連続でご使用 いただくことができました。 ※採用された『MRS-102』の詳細は資料をご覧いただくかお問い合わせください
- 企業:株式会社吉田SKT
- 価格:応相談