SGPパイプ 塗装(後編) ~耐熱塗装・膜厚チェック~
SGP配管 塗装(後編) ~ガスケット座の養生・ブラスト・耐熱塗装~効率的に大量のガス管を処理します。
前編では養生作業とブラストについて紹介しましたが、次は塗装作業に移ります。 今回は耐熱性に優れた厚膜型の塗料を使用しました。この塗料は1回の吹付で100~200μmの膜厚を実現し、耐熱温度は最大600℃です!塗膜の厚さによる耐候性も優れています。 ただし、この塗料は塗料詰まりが起こりやすいため、弊社では精和産業株式会社のターンダブルチップを使用しました。このチップを使用することで、塗料詰まりを低減することができます。 希釈率を上げる方法やチップ口径を大きくする方法もありますが、このチップを選んだ理由は以下の通りです。希釈率を上げると膜厚が薄くなってしまい、チップ口径を大きくすると塗料ロスが増えてしまいます。したがって、塗料メーカーの推奨値に従い、このチップを使用することが最適な選択となりました。 工期は実働5日でした。養生作業に2〜3日かかり、ブラストと塗装に2日を要しました。養生込みの依頼は養生作業日数が受注量に影響を受けるため、具体的なご相談をお待ちしています。 原田鉄工 広島 公式リンク
- 企業:原田鉄工株式会社
- 価格:応相談