ガラスエポキシ(ガラエポ)抜き加工品
コンパウンド型の金型を使用したガラエポの抜き加工
ガラスエポキシ樹脂積層板は絶縁性や耐湿性、機械的強度、寸法安定性に優れており、FPC補強板や各種デバイス部品、絶縁板などの用途に使用されます。また、使用環境に併せて一般品(G-10)や難燃タイプ(FR-4)などがあります。 明星電気は、ガラエポ積層板の抜き加工の実績が多数ございます。金型プレス加工は金型製作の初期費用はかかりますが、加工費が安く、ランニングコストが抑えられ、中ロット~大ロットに適しております。コンパウンド型の加工は製品の外形と穴を同時に抜く加工のため、製品精度と平面度が良く、外形と穴のバリの方向が同じといったメリットがあります。本事例はコンパウンド型の金型を使用した抜き加工の事例になります。両面研磨による整面や粉拭き取りにより、プレス加工により発生したバリも最小限に抑えた仕上がりの良い製品となっております。また、最近は車載関係の引合いも増えてきており、加工や精度の各種要求は厳しくなっております。プレス加工とNC加工機を組み合わせて多種多様な加工に対応出来るほか、複数回のシェービング加工により外形の白化やバリの低減にも対応しております。 ご興味やご相談ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。