【分析事例のご紹介】LC-ICP-MSによる無機ヒ素の形態別分析
LC-ICP-MSを使用した無機ヒ素の形態別分析
ヒ素は自然界でさまざまな形態で水や食物などに存在しています。ヒ素は誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)で検出することが可能ですが、検出される量はヒ素の総量であり、どのような形態で存在していたかまではわかりません。ヒ素化合物には無機ヒ素と有機ヒ素などがあり、形態別分析(スペシエーション)は非常に重要となります。 ヒ素分析の場合はICP-MSの前段にHPLCを接続し、HPLCで形態別に分離してICP-MSで検出することにより、形態別分析が可能になります。 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)が制定している「愛玩動物用飼料等の検査法」に、液体クロマトグラフ-誘導結合プラズマ質量分析による検査法がヒ素の検査法として2018年に収載されました。 本資料では、本試験法で測定対象となっている無機ヒ素の3価と5価の測定例をご紹介します。