プラズマ電解研磨装置
独自のプラズマ研磨プロセスでほぼ全ての金属・合金をより効率的に表面処理することができます。
プラズマ電解研磨の基本原理は電解研磨と同様で、研磨対象のワークを陽極側、電解液側(ノズル側)を陰極とし、電圧を印加します。 プラズマ電解研磨の場合、電解研磨と比較して印加する電圧が高く(200V-400V、製品によって変更)、 電解液はメーカーが製品の材質等に応じて個別に設計する塩ベースの溶液です。 この溶液は環境にやさしく、処理が簡易であり、リサイクルも可能です。 電圧を印加すると、研磨対象のワーク周辺に気相が発生し、そこにプラズマが形成され、このプラズマによってワーク表面が研磨されます。 電解研磨と同じように凸部が溶出し、平滑化され、バリ取りもでき、また、電解研磨以上に光沢を出すことが可能です。 弊社の新製品である「独plasmotion社製プラズマ電解研磨装置」は、下段イラストの通り、ノズルを介して研磨対象のワークの任意の位置に電解液を供給することができ、これにより選択的な研磨が実現可能です。 また、3Dプリンター等で製造した複雑構造品などの研磨にも適しており、plasmotion社ではΦ1mmの孔を有する医療向けパーツの実績もございます。
- 企業:株式会社マツボー
- 価格:応相談