『CrystalDiffract』で粉末回折データを精密化
リートベルト法による粉末回折データの精密化「CrystalDiffract」
CrystalDiffract 7 に待望のリートベルト法による粉末回折データの精密化機能が実装されました。 観測された粉末回折データとして、 xy データ形式または Rigaku ASC フォーマットを読み込み、初期構造を基準としてリートベルト法で精密化することができます。 リートベルト法で基準とする初期構造は、CrystalDiffract収録の約1,000個のライブラリから選ぶか、外部からCIFファイルを読み込むことも可能。また、複数の相からなる混合物の回折パターンも、各成分の重量分率を計算しながら精密化できます。 CrystalDiffract は自己完結型の粉末回折プログラムです。最適なグラフ化ツールと高度なシミュレーション、インタラクティブなリアルタイムパラメーター制御、直感的な計測機能が1つのプログラムに装備されています。 新しい機能には、リートベルト精密化に加え、バックグラウンドの自動除去、相識別など、結晶、材料分野でデータ解析を行うのに役立つ様々な機能が追加されています。
- 企業:株式会社ヒューリンクス
- 価格:応相談